翻訳と気分転換のはなし

 ここ最近はいくつか翻訳の仕事を頂き辞書を片手に格闘していました。

分野は工業製品の操作説明書と教育に関するドキュメントと内容が全く異なるものでした。

工業製品の場合、英語の原稿をみながら実際に製品を操作できる環境であれば翻訳はし易くなるのですが、今回は現場に行くことができずに原稿だけだったのでどう表現するべきなのか難しいところがありました。教育のドキュメントに関しては実際にそのドキュメントを作成した外国人と話をしてから取り掛かったので背景がわかっていた分やりやすかったところはありました。ただ期間が非常に短かったため、睡眠時間を削っての作業がつらかったです。翻訳の場合、文章をそのまま訳した方が良いものと、一度訳してからより解り易い日本語の表現に置き換えた方が良いものがあります。上手く転換出来た時は、難しいパズルのピースを見つけたようなスッキリした気分になり心地よいものです。自分のペースですすめていくことができるのが翻訳の1番の魅力かなと私は思っています。とても好きな仕事の1つです。

 また行き詰った時には気分転換に外に出て休憩します。教室の近くにはなかなか良い公園などやすらげる場所がいくつかあります。私は兵庫県公館の庭に行きベンチでくつろぐのが好きです。きれいに手入れされていて、また木も多く静かで非常に落ち着ける雰囲気がとても好きです。